保育士がこたえる子育てQ&A

1~2歳

Q

2才10ヵ月の女の子です。
下の子どもが生まれてから、しばらくは子育て中心の生活でしたが、育児休業が明けて、下の子どもは祖父母宅、上の子どもは保育所に預けることになりました。その頃から上の子どもの赤ちゃん返りがはじまり、哺乳瓶で牛乳を飲みたがったり、寝る時も泣いて、抱っこやおんぶで寝かしたりしています。時には、「赤ちゃん、嫌い」と言って、やきもちをやきます。どうしたら良いでしょうか。

A

保育所入所という環境の変化と赤ちゃん返りが始まった時期が重なり、お母さんとしても、ご心配されている様子がよく分かります。

お母さんが忙しくなったのと、下のお子さんに注目がいくようになり、やきもちや寂しさを感じてしまっていることでしょう。お母さんも大変だと思いますが、お父さんや、他の家族の方に協力をお願いし、赤ちゃん返りについて「お姉ちゃんだから変だよ」などと叱ったりはしないで、時には望むとおりにしてあげることもよいでしょう。

どんなに忙しくても、上のお子さんと向き合って、ぎゅっと抱きしめてあげてください。お子さんが甘えてきた時に、お母さんが心身ともに、しっかり受けとめてあげることで赤ちゃんと同じように愛されているということが伝わっていくと思います。

少しずつ落ち着いて、それがよいきょうだい関係につながっていくのではないでしょうか。また、保育所に入所したという環境の変化もありますので、保育所で遊んだことなどについてお子さんと話されるとよいと思います。

また、担任の先生に家庭での様子も伝えながら、安定して過ごせるように連携をとっていかれるとよいと思います。

Q

2歳です。
人見知りが強く、火がついたように泣いてしまいます。周りの人の目も気になり、困っています。

A

人見知りの強さはかなり個人差があるようです。

まずはお母さんがしっかりと抱っこしてあげて恐怖心を和らげてあげることが大切だと思います。

「遊んでおいで」「挨拶は?」など急に関わりを強要されたら怖くてたまらなくなってしまうと思います。無理に人の中に入れようとしない方が良いですね。お母さんに守られているという安心感を持つことにより少しずつ知らない人、知らないものに触ったり、関わったりできるようになっていくと思います。

お母さんにとっては知っている人でも、お子さんにとっては知らない人、ということも多いと思います。この人はお母さんの知っている人だからだいじょうぶだよ、と前もってお子さんに話してあげると、少しは怖い気持ちがやわらぐかもしれませんね。

お友だちとは関わって遊べているのでしょうか? 友だち同士でたくさん関わって遊ぶことで人見知りが和らいでいくこともあります。お母さんが一緒になって気の合う友だちをつくってあげることもいいことだと思います。

3~4歳

Q

3歳の男児です。
保育所ではよく遊びますが、近所の子や母親の友だちの子とは遊びたがりません。

A

まずは保育所で友だちと遊べるのであれば、心配ないと思います。

保育所は日々一緒に同じ仲間と過ごす場であり、安心して自分を出して遊べる場です。自宅での友だち関係は、その子の置かれている地域や環境にも影響されます。近所のおばさんや顔見知りの人に声をかけてもらったり、挨拶をしたりして自然に人に接し、また、同じような年齢の子どもたちの遊びを見たり、家を行き来したりすることが多いと自然に遊ぶようです。しかし、そのような機会が少ないと、遊びにくいかもしれません。少しずつ近所の子や友だちのお子さんとかかわる場を設定してみてはいかがでしょうか。

Q

小学1年A男(男)、4歳B子(女)、1歳C男(男)の3人兄妹です。
4歳のB子がなかなかいうことを聞いてくれません。
とくに下の子が生まれてからは大変です。
保育所では、よく友だちともかかわり、遊んでいます。
子どもとうまくかかわるのには、どうしたらいいでしょう。

A

家庭においては弟が生まれたことでお母さんが赤ちゃんのお世話をし、また、A男の小学校入学も重なり、お母さんはB子に手をかけているつもりでも、B子にとっては不十分なのかも知れません。お母さんはひとりで3人に対して平等にとはなかなかいかないと思います。一対一になったとき、ぎゅっと抱きしめて「大好きだよ」と囁いたり、C男にやさしく接してくれた時やお手伝いをしてくれたときなど、「ありがとう」と言葉をかけてあげることに心をとめてみてはいかがでしょうか。

いつもB子のことをみているよというサインにつながり、安心感にもつながって行くと思います。

Q

3歳の男の子です。
保育所で、自分の気持ちをきちんと話せなかったり、言い間違いをしてしまうことで、他の子どもたちからかわれているようです。
親として何かサポートしてあげたいのですが、どうすればよいでしょうか。

A

人に伝えたい思いをたくさん持っておられるお子さんなのですね。

お子さんの過ごす場所、この場合は保育所での環境づくりが、解決の糸口になると思われます。環境づくりとは、お子さんの周りにいる大人も子どももありのままのお子さんの様子、あるいは特徴を理解してもらうことです。そのサポート役となるのがお母さんです。

担任の先生にお子さんが言葉の発達に困難をかかえていることを話し、周りの子どもたちにもわかりやすく話してもらうことによって、からかわれる姿はなくなってくるでしょう。

子どもたちは、お子さんの代弁をしたり、気持ちを伝える手伝いをする姿も見られるようになることと思います。 周りの理解のもとに過ごしていかれることが、言葉の発達にもよい影響を及ぼしてくれることでしょう。

Q

3歳の男の子がいます。名前はCと言います。

今まで言ったことがなかったのですが、3歳になってから「僕のことをお友だちが、『Cどん』って呼んだり、いじめたりして遊んでくれない」と言うので、保育所に問い合わせてみると、「Cくん自身も『Cどん』と言っていた、いじめられるというのは、前にCくんが一人でブロック遊びをしていたときに、お友だちが故意ではないが壊してしまったことがあったのでそう思ったのかも・・・」との返答でした。

息子の保育所での生活が少し不安です。

A

3歳児になって言葉数も増え、保育所での様子を話せるように成長されたということでしょう。おそらく、保育所での出来事を一生懸命お話ししてくれるのではないでしょうか。

友だちと遊びたいという要求が強くなっていることはすばらしいですね。どうしたら友だちと楽しく遊べるようになるか、一緒に考えていきたいですね。

ただ、まだ十分には伝えきれない部分があると思うので、「お友だちからいじめられる、遊んでくれない」というお子さんからのお話だけではなく、保育所での様子を担任に聞くなどして担任といっしょに考えていきましょう。

子どもは、友だちとのケンカなど、何か問題が発生したときに、どうすれば解決できるのか、日々の経験から人間関係の築き方を学んでいます。

この時期は、「いじめ」という深刻な事象と捉えず、そういうときはどう話せばいいのかとお子さんといっしょに考えたり内容によっては保育所といっしょに取り組むとよいと思います。

Q

4歳の男の子です。
保育所には、乳児の時から通っているのですが、なかなか自分を出し切れずにいるようです。
このごろ朝になると、保育所に行きたがらないときがあります。外では、恥ずかしがりやで、人見知りをするようなところはありますが、保育所でどうしているのか心配です。
保育所では、お友だちと遊んでいますよ、と担任の先生からは聞くのですが…。

A

朝、スムーズに登園してくれなかったり、泣きそうになっていたりすると、「大丈夫かしら?」と気になりますよね。

日々、心の成長を遂げていく年齢にさしかかろうとするこの時期、子どもなりにふとしたことがきっかけで不安になっているかもしれません。

今まで一緒に遊んでいた友だちとクラスが離れたり、少しずつ遊ぶペースが違ってきたりすると、友だち関係が変わってくることもあります。私たち保育士もそういった子どもたちのつながりや変化を注意してみていきながら、いろいろな友だちと遊べるように間に入りきっかけづくりをしてみて、個々に寄り添って見守るように心がけています。

誰よりも大好きで安心できるお母さんには、不安があれば気づいてほしい、甘えたいと思うのは当然です。今は伝える方法やタイミングに戸惑っているのかもしれません。

お風呂のときなど、お子さんがリラックスしているときに、話しやすい雰囲気をつくり、保育所での出来事を聞きながら、「楽しそうだね」、「お母さんもしてみたいな~」などさりげない声かけをしてみてください。お母さんが自分のことに興味を持ってくれているという実感から、少しずつ心も安定して、いろいろな出来事や自分が感じたことなどを話してくれると思います。

気になることは、担任の保育士と連絡をとって確認されたらよいと思います。

Q

4歳の男の子ですが、よく「けんかをした!」といって保育所から帰ってくるのですが、お友だちと仲良くできているのか心配です。
ときにはひっかき傷もつくって帰って来ます。

A

おもちゃの取り合いなど、日常的に子どものけんかはいっぱいあります。

友だちに関心があり、一緒に遊ぼうとするなかで、自分の思い通りにならないと、衝動的に手が出て、引っかいたり、叩いたりする場面もあります。

幼児期は、仲良く遊んだり、けんかをしたりするなかで気持ちを伝えあい、お互いが大きく成長する学びの時期だと思います。いろいろな経験を重ねて、ルールの大切さや相手の気持ちがわかる子に育ちます。けんかは、それだけ友だちと関わりを持っている「証し」ではないでしょうか?

また、「けんかした!」と言って来られるのは、お母さんに「甘えたい」という思いから関心を寄せるためかも知れません。お子さんの気持ちをしっかり受けとめて、ゆったりと関わりをもってあげてください。

気にかかるようであれば、保育所での様子を担任に聞いてみてください。

Q

4歳の女の子です。
仲良しのお友だちの真似ばかりしたがります。とくに、お絵描きが好きで仲良く一緒に絵を描いているようですが、いつもお友だちの絵を真似て描いたものばかりです。
自分の描きたいものを描いてほしいと思うのですが、このままでよいのでしょうか?

A

真似ばかりしないで、自分の感じたことや思ったことを伸び伸びと表現してほしいと思われるお気持ち、よくわかります。

4歳児の「真似る」ということは、模倣しながら人との関わりを深めていこうとする大切な学びであり、自立心の芽生えであるとも考えられます。つまり、大好きな友だちと同じことをするなかで互いに認め合い、共感し合いながら、社会生活における自信と人と関わる力が養われていくのです。

また、「まねる」ということは、「仲良くしたい」とか、「あんな風に描きたい」という憧れであったりもします。成長過程の大切な姿なのです。今は、同じ絵ばかり描いているようですが、そんなに長くは続かないと思います。

それに同じように見える絵でも、よく見ると少しずつ違っていると思いますよ。そこの部分を見つけて、その描き方をした理由を聞いたり、褒めてあげたりしてみると、きっとお子さんとの会話もはずみ喜ぶことでしょう。
子どもの描いた絵は、どんな絵でも必ず受けとめ、「上手に描けたね」、「お母さんを描いてくれたの?うれしいな。」と言葉に出して褒めてみてください。褒められると、自信や意欲につながっていくと思います。

そのうち、いろいろな体験を重ね、さらに友だちと仲良くなってくると、表現力も伸びてきて「まねた絵」から「自分らしさを出した絵」に変わっていくと思います。今後の変化が楽しみですね。

Q

4才の男の子です。
保育所の同じクラスのお友だちと小さい頃から仲良くしていたのですが、最近遊ばなくなりました。どうしたのか理由を聞くと、「嫌なことをされた」「一緒に遊んでくれない」と言います。
保育所の先生にお聞きしたところ、遊び方が以前と変わってきて一緒に遊ばなくなっているとのことでした。仲直りするには、どうしたら良いでしょうか。

A

小さい頃からの友だちと遊ばなくなったということで、お母さんもご心配されていることと思います。

4歳になると、集団の中で友だちとやりとりをして、役割やいろいろなことを話し合って決められるようになってきます。自分のやりたいことが、はっきりするとともに、自分と他の友だちの区別ができるようになって、周りのこともよく観察できるようになります。

保育所の先生の話では、遊び方が以前と変わってきたということですが、小さい頃と違い、友だちと遊びの興味が違ったり、それぞれ主張したりするようになることで、けんかになることもあると思います。

まず、お子さんの思いや気持ちを聞いて、その上で保育所の先生に相談してはどうでしょうか。遊び方の違いなのか、主張の違いなのかをしっかり見極めながら、時にはお子さんと友だちでやりとりをするなかでお互いの思いや気持ちがあることを知ることも、友だちと一緒に遊ぶために必要なことを覚えていく大切な過程となります。

保育所の先生にアドバイスをしていただきながら、お母さんは、お子さんの様子に目や心を配り、時にはその気持ちを聞きながら、どうしたらよいかを一緒に考えていくとよいと思います。

Q

3歳の男の子です。
すれ違いざまに、近くにいる子をたたいたり、自分の行こうとしている所に誰かがいると、いきなり押し倒してしまいます。強い力ではないのですが、何度注意してもやってしまいます。どうしたらよいでしょうか?

A

近くにいる子をたたいたり、いきなり押し倒してしまう行為は、大人からみると乱暴で困った姿ですが、お子さんには、言葉では伝えられない理由があるのかもしれませんね。

お友だちへの関心や好奇心から、相手がどんな反応をするのか試してみたい、一緒にあそんでみたいけれど関わり方がわからない、友だちの気持ちを自分の方にひきたいなどの理由から、たたいてしまうという行為になってしまったり、自分の行こうとしている所に誰かがいるとき、どいてほしいのだけれど「どいて」と言葉で伝えたり、自分からよけたりすることが、まだ咄嗟にできず、手が出てしまったりするのかもしれません。

お母さんがお友だちとのあそびの仲立ちとなり、一緒に遊ぶ中で、乱暴な行為になる前に「お友だちがいたね」「あそぼう」などと状況にあわせた言葉のやりとりをお母さんがモデルとなって伝えながら、お友だちと遊ぶことが楽しいという経験をたくさんさせてあげられると良いと思いますよ。

Q

4歳の男の子です。
「今日は保育所で何して遊んだの?」と聞くと、「一人で砂山つくって遊んでた。」とか、「誰とも何も遊んでいない。」としか言いません。
保育所の保育士に聞くと、「友だちと遊んでいますよ。」と言うのですが、本当なのかと気になってしまいます。
子どもにどのように声をかけたらよいでしょうか。

A

保育所での子どもの生活は、なかなか見る機会が少なく保護者としては気になるところですね。

ひょっとして、迎えに行く度に同じ質問をお子さんにしていませんか。同じことを聞かれる子どもの気持ちを考えると、ちょっとした工夫が必要かもしれませんね。

たとえば、「今日は、先生にどんな本を読んでもらったの?」「砂場でお山作ったのかな、ダムかな?」「保育所で歌っているお歌をママにも教えて」など、具体的に聞いてみると子どもも答えやすく、状況が目に浮かぶような会話が生まれることでしょう。

また、保育所で、連絡ボード、連絡帳のやりとりがあるようでしたら、その内容に沿った話題を取り上げ答えやすいように聞いてみるのもひとつの方法ですね。

Q

4歳の女の子です。
先日、いつもより早く保育所にお迎えに行ったところ、娘が一人きりで園庭の隅で何をするでもなくぼーっとしていました。
驚いて担任の保育士に尋ねてみたところ、最近友だちとあまり遊びたがらないということでした。
家庭ではとくに変わったことはないのですが、本人に聞いても話したがらないので、保育所で何かあったのかなと心配しています。

A

4歳くらいになると、友だちと遊ぶことの楽しさを味わい、保育所でも気の合う子どもといる時間が増えてきます。好きな遊びを通して友だちになったり、仲のよい子どもたちといろいろな遊びを展開したり、遊ぶ形はさまざまです。

そんな中で、友達に言われたことを気にしたり、一緒に遊びたかった子どもが他の遊びに移ってしまったりと、思い通りにならない場面があるのかもしれません。

相手に自分の思いを言葉で伝えることは、4歳ぐらいでは少し難しく、"友だちと遊びたがらない姿"として周りにメッセージを発信しているとも考えられます。

お子さんに聞いてみるときは、「何かあったの?」と、抽象的な聞き方ではなく、「嫌な気持ちになること言われたの?」「○○ちゃんと遊びたかったのに、遊べなかったの?」など具体的に聞いてみるとよいかもしれません。そうすると、子どもも答えやすく、首を振ったりうなづくだけでも、少しは子どもの心の様子を理解する手がかりになると思います。

ただし、こちら側から決めつけたような聞き方をしてしまうと、お子さんの本当の気持ちが伝わりません。答えを急かさずに、ポツリポツリとでもゆっくりと自分の思いを伝えられるような環境づくりをしてあげることも大切です。

Q

3歳児の母です。
毎日の生活のなかで、子どもと一緒に遊んであげる時間がないせいか、いつも食事の準備など手が離せない時間でも子どもが私に甘えてくるため、「ちょっと待って!」と言うことが多いです。
仕事もあるので、なかなか時間に余裕もなく、どう対処すればよいのかわかりません。

A

仕事を持っておられると、帰ってから家のお仕事もいっぱいですね。忙しいときに限って子どもは甘えてくるものです。私のことを「見て見て」という要求ですから、食事のときなどは、『お手伝いごっこ』のようなかたちで一緒に準備をしてみてはいかがでしょうか。

お子さんの年齢に合わせて、簡単なことからはじめてみてください。そのとき、お子さんと目線を合わすことと、温かい言葉かけを心がけてください。お母さんとおなじ空間にいることに「ほっ」と安心感をもち、お手伝いができる自信がもてるようになるのではないでしょうか。

このような生活体験は、子どものごっこ遊びの世界を豊かにすることにもつながっていきます。子どもと一緒に生活を楽しむ心のゆとりを少しずつ見つけましょう。

5~6歳

Q

私は、3人の子ども(6歳・5歳・3歳)がいます。
3人のきょうだいは、毎日のように物や場所の取り合いで、きょうだい喧嘩が絶えません。全員が自己主張を曲げず、つい上の子どもをしかってしまうと、「お母さんはいつも私ばかりしかる!」と怒りだし、手がつけられなくなります。 いったいどのように対処すればよいのでしょうか。

A

3人の子育て、大変なご苦労があるかと思います。にぎやかな家の様子が伝わってきます。お互いに自己主張できる関係があるということはすばらしいことです。このようななかで、子どもたちは人との関わり方を学んでいくのでしょう。

さて、対処方法ですが、まず気持ちの切り替えがしやすいように、さりげなく笑顔で上のお子さんを抱きしめてみてはどうでしょうか?子どもたちを落ち着かせてから、それぞれの言い分を聞き入れ、お互いの思いをおとなが代弁し、正しく伝えていくことが大切です。思いを理解したうえで、相手への気持ちの伝え方がたたいたり、奪いとったりなどの強引な方法だと、それを受けた側がどのような気持ちになるかを丁寧に説明してあげましょう。

また、仲良くしているときに「仲良しでうれしいね。お母さんもうれしい。」とか「貸してあげてえらかったね!」などと思いっきり褒めてあげてください。

喧嘩をすることで子どもは、悲しい思いをしたり、相手の気持ちに気づいたり、いろいろなことを学んでいきます。「けんか=悪いこと」ではなく、「大事な経験」ととらえてみると、お母さんにも気持ちにゆとりがもてるのではないかと思います。