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全国保育士会の動き
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<ニュースの内容>
■ 保育士試験の改正を検討 〜第4回保育士養成課程等検討会〜
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保育士試験の改正を検討
〜第4回保育士養成課程等検討会〜
第4回保育士養成課程等検討会が、2月9日に開催され、保育士養成課程、養成課程における実習、保育士試験ついての検討が行われました。
はじめに、保育士養成課程について、事務局より「保育者論」「保育課程論」「保育実習指導U、V」の新設、科目の統合等による改正案(資料1〜3参照)について説明があり検討が行われ、「児童」と「子ども」の用語の統一や「保育者論」について意見が出されました。他の科目については十分な議論はなされませんでした(必要な意見は各委員が後日提出)。
実習施設の改正については、事務局より「保育実習T」の実習先として障害児通所施設等を追加する案について説明(資料4参照)があり、了承されました。
また、養成課程改正にあわせた保育士試験については、試験科目や実技試験の分野の見直しについての事務局からの説明(資料6)に続き、検討が行われました。養成課程の改正に伴う変更だけでなく、保育士試験の今後のあり方について委員より意見が出されました。(各検討事項の主な意見は、下記のとおり)。次回は、2月26日に開催予定。
【保育士養成課程について】
- 保育士養成施設の8割が幼稚園教諭免許の取得も可能となっている。保育士養成課程において、「保育の心理学」という科目とした場合、教員免許取得のために「発達心理学」「教育心理学」との科目の読み替えができるのか(大島委員)。
- 文部科学省より「保育の心理学」は、認定可能との回答を得ているが、さらに詳細をつめる必要がある(事務局)。
- 保育者論については、前回の案では、科目名は「保育者論」とし、内容は「保育士」としていた。また、科目名を「保育士論」とするとの意見もあったが、幼稚園教諭免許の取得について文部科学省と調整した中で、「保育者論」であれば科目の読み替えが可能ということで、「保育者論」とした(事務局)。
- 幼保一体化、資格の一元化などの議論もあるが、幼稚園教諭は、3歳から就学前まで、保育士は0歳から18歳までを対象とし、保育士の対象の方が幅広い。また、保育ママには研修を受ければなることができ、保育者にはこうした方も含まれることになる。保育士が専門職であるという意識・評価につながる科目としていただきたい。やはり「保育士論」ではないのか(上村委員)。
- 「保育専門職論」としてはどうか(藤林委員)。
- 幼保一元を私たちが配慮する必要があるのか。「保育士」の専門性は何か、それを深めるために検討しているのではないか(網野委員)。
【養成課程における保育実習の履修科目等の改正について】
- 現場では、実習生の指導を主任保育士が中心となり行っている。しかし、主任保育士の法令上の位置づけがない。主任保育士の制度化についてもご検討いただきたい(上村委員)。
- 主任保育士について、公的な保障がされていないことは課題として書き残したい(汐見座長)。
【保育士試験の改正について】
- 保育者論・保育課程論の新設、障がい児保育が1単位から2単位になど養成課程が大幅に改正されるなかで、保育士試験がこのような改正内容でいいのか。養成施設と保育士試験とにこれまで以上に差が出てしまうのではないか。また、養成課程において実習を重視するなかで、この実技試験の内容では身につけなくてはならない実践力に差がでるのではないか。「言語」と「一般保育」を「言語・身体表現に関する技術」に統合することでいいのか(増田委員)。
- たとえば、「保育原理」の中には、保育者論も含まれている。出題の留意点等において示し、内容はカバーしている。また、実技試験は、実施者である都道府県が4分野から3分野を選択しているが、現在、「一般保育」を選んでいる都道府県はない(事務局)。
- 保育士試験について現状と展望を教えていただきたい。保育士養成校と保育士試験が並存していることの意味の確認が必要なのではないか(網野委員)。
- 現場においても次の世代の保育士養成に力を入れている。個人的には保育士資格の取得にあたっては養成施設卒であっても国家試験が必要と考えている。試験のあり方を検討いただきたい(上村委員)。
- 養成施設を修了された方と保育士試験に合格された方について、主任になる割合などその後のデータはあるのか(汐見座長)。
- 養成校の数が増えている中で、養成校はその質が問われている。養成校では知識・技術がしっかり身についている、試験合格者(全科目合格率は10%程度)は不足しているという前提だけで考えていいのか(矢藤委員)。
- 保育士試験の改正については、養成課程と同じ時期に決めていく必要があるか(汐見座長)。
- 保育士試験の改正時期はまだ定めていないが、養成課程の新カリキュラムに合わせるということを考えれば、4年制の卒業年次に合わせるなどが考えられる。保育士試験の合格科目は3か年有効という制度なので周知期間も必要となる(事務局)。
- 保育士の人材が養成校だけでは満たせない時期があったとは思うが、将来のことを検討する必要がある(網野委員)。
- この件については、過去の検討においても課題として取り上げられてきた。今までと同じラインでは遅い。試験制度、2年制・4年制課程のあり方の検討が必要(増田委員)。
- 保育士試験において、保育表現技術を実習に代えることは仕方のない面もあるが、基礎的技術を試験1回でどう試すのか。保育士の専門性は何かと問われているなかで、これが根本的な技術ではない。何が根本的な技術なのか問い直す必要がある(倉掛委員)。
- 保育所保育指針において、保育士の6つの専門性が示されている。そのことと整合性をもたせていただきたい(倉掛委員)。
- 今回の改正案は、単位数は68単位と変更ないが、この課程で実際にカリキュラムを組むと2年制でおさめるのは難しい。運用の弾力化がないと、現在でも2年制の養成校はパンク状態。しかし、弾力化にあたっては、幼稚園と保育所の違いがわからない教員、常勤の教員が2名しかいない養成校などの実態があることも踏まえ、質(教員の質)を担保する仕組みが必要となる。(矢藤委員)。
詳しくは次のホームページをご覧ください。
【添付資料】
(1)保育士養成課程等検討会(第4回)資料
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