保育士会ってどんなところ?


     
 


平成20年度全国保育士会事業計画


保育の質を高めるために 〜改定「保育所保育指針」の理解と実践



 「すべての子どもは、豊かな愛情のなかで心身ともに健やかに育てられ、自ら伸びていく無限の可能性を持っています(全国保育士会倫理綱領前文)。」家庭や地域社会が変化する中で、乳幼児期における人とのかかわりや健やかな育ちを培うための生活の営みや遊びを社会全体で支え、子どもの育ちを保障することが重要な課題となっています。さらに、育児不安や悩みをかかえる保護者の増加、子どもへの虐待など子育ての家庭への支援も早急に求められています。
 このような状況を背景に、「保育所保育指針」は保育の質を高める観点から改定、告示化され、平成21年4月より施行されます。新たな指針は、内容の大綱化により、各保育所の創意工夫や地域の実状等に応じた取り組みが期待されています。
 国は昨年12月に取りまとめた「『子どもと家族を応援する日本』重点戦略」に基づき、包括的な次世代育成支援のための必要な社会的基盤の構築を進めるとともに、保育所の「新待機児童ゼロ作戦」を示し、希望する人が子どもを預けて安心して働くことができるようにするため、量と質の両面から保育施策の充実をはかるとしています。
 私たちは、児童福祉施設である保育所を拠点とし、一人ひとりの子どもの最善の利益を尊重し、一人ひとりの子どもの発達を保障するため、改定「保育所保育指針」による保育(養護と教育)の質の向上と地域子育て支援を積極的に進めていかなければなりません。
 そのため、私たちは、「全国保育士会倫理綱領」を遵守し、自ら策定した「保育士の研修体系」を基盤に専門的知識と技術の向上に努め、改定「保育所保育指針」に基づき、関係機関との連携・協働により、「一人ひとりの子どもの育ちを支え、保護者の子育てを支え、子どもと子育てにやさしい社会をつくる」ため、保育士会事業の3つの大きな柱に沿って、平成20年度事業に取り組みます。


≪保育士会事業の3つの大きな柱≫

1.会員の専門性の確立と、資質向上の支援 〜みんなでスキルアップ!
2.子育て文化の再構築 〜子育て力をエンパワメント!
3.保育士会組織の強化 〜組織強化をして、さらにパワーアップ!


1.会員の専門性の確立と、資質向上の支援 〜みんなでスキルアップ!

 約18万人のすべての会員がいっそう保育のスキルアップに努め、子ども、子育てをするすべての保護者、地域に対し、私たちの専門性を発揮すべく、「保育」の発展・創造に努めましょう。

(1)   改定「保育所保育指針」の理解と保育実践
・指導者養成のための「保育21世紀セミナー2008 〜保育の質を高める研修会〜(仮称)」の開催(全保協と共催)
・理解と実践のための事例集の作成
(2) 「保育士の研修体系」に基づく研修の提供
・保育士の研修体系に基づく研修の実施
・都道府県・指定都市保育士会、各保育所における活用の推進
(3) 「保育研究」の推進
・「保育研究の手引き(仮称)」の普及
・「全国保育士会研究紀要」の見直しのための検討
・「平成20年度学会発表助成」の実施
(4) 「全国保育士会倫理綱領」の理解と遵守
(5) 第42回全国保育士会研究大会の開催(平成20年11月17〜18日/東京都)
(6) 主任保育士・リーダー的職員・食事担当者を対象とした「第35回全国保育士研修会」の開催(平成21年2月23日〜24日/全社協)
(7) 第22期主任保育士特別講座の開催(前期:平成20年6月13〜16日、後期:10月17日〜20日/ロフォス湘南)
(8) 第4回「保育スーパーバイザー」養成研修会の開催
(9) 平成20年度都道府県・指定都市保育士会正副会長セミナーの開催(平成21年3月11〜12日/全社協)
(10) 「保育活動専門員」認証制度への協力
(11) 保育士資格・保育士のキャリアアップに関する検討
(12) 研究奨励費助成の実施
(13) 「第18号研究紀要2008」の作成、刊行
(14) その他本会出版物の頒布促進
(15) その他必要な事業の実施

2.子育て文化の再構築 〜子育て力をエンパワメント!

 子育てはみんなでするもの。子どもとその保護者を孤立させず、私たち保育士は、子どもの最善の利益を保障し、そして保護者の気持ちに寄り添い、親育ち、地域育ち、子育てネットワークづくりに取り組みましょう!

(1)  保護者と保育所とのパートナーシップ構築に向けた「個別保育計画」の理解とモデル実施
(2) 子育てする喜びを実感できる社会づくりの推進
・「保育士がこたえる子育てQ&A」の内容充実とホームページの随時更新
(3) 「地域子育て支援システム」の構築
・一時保育利用者を通じた在宅子育て家庭への意識調査の分析と「地域子育て支援システム構築」に向けた検討
(4) 子ども虐待防止に向けた取り組み
(5) 保育所における食育の推進
・給食研究委員会の開催(平成20年7月31日/全社協)
・研修会の開催(第35回全国保育士研修会において実施)
(6) 「保育・子育て環境プロジェクト」の実施
(7) 地域における子どもの安全確保の活動への取り組み
(8) その他必要な事業の実施

3.保育士会組織の強化 〜組織強化をして、さらにパワーアップ!

 同じ気持ちをもつ者が集まり、同じ目的に向かって行動したならば、それは一人ひとりの行動よりも、何倍も何十倍も効果があることでしょう。組織強化をはかり、さらにパワーアップしましょう!

(1) 会員数の拡大、会員名簿作成・活用等、本会組織強化に向けた取り組み
・保育士会加入案内リーフレットの見直しと活用
(2) 会員管理システムの運用・管理および活用
(3) 本会財政基盤強化への取り組み
(4) ブロック、都道府県・指定都市保育士会との連携推進
・各種助成事業(ブロック会長会議・リーダーセミナー助成、組織強化費)の実施
・ブロック保育大会への協力
(5) 会員規定の策定に向けた検討
(6) ホームページによる情報提供の充実
・登録制ホームページの発展普及
(7) 『保育士会だより』(年6回)による会員への情報提供
(8) 『全国保育士会委員ニュース』発行(随時)
(9) 『保育の友』(全社協出版部)への編集協力
(10)  永年勤続保育士等への感謝状の贈呈
(11) 「平成20年度保育士会活動のしおり」の作成
(12) その他必要な業務の実施

4.諸会議の開催

(1) 委員総会の開催(平成20年5月13日/全社協、平成21年3月12日/全社協)
(2) 委員連絡会議の開催(平成20年11月18日/東京都)
(3) 事業及び会計監査の実施
(4) 常任委員会の開催
(5) 正副会長会議の開催
(6) 全保協・全国保育士会正副会長連絡会議の開催
(7) 総務部会の開催
(8) 制度・保育内容研究部会の開催
(9) 研修部会の開催
(10) 広報部会の開催
(11) 大会運営委員会の開催
(12) 研究紀要委員会の開催
(13) 全保協・全国保育士会研修担当連絡会議の開催
(14) 全保協・全国保育士会合同予算対策委員会の開催
(15)  その他必要な会議の開催

5.関係団体との連携推進

(1) 全国社会福祉協議会との連携推進
① 全国社会福祉協議会評議員会
② 社会福祉施設協議会連絡会
③ 社会福祉制度・予算対策委員会、同施設部会
④ 児童福祉関係種別協議会会長会議
⑤ 植山つる児童福祉研究奨励基金運営委員会
⑥ 福祉施設長専門講座運営委員会
⑦ 国際社会福祉基金委員会
(2) 全国保育協議会との連携推進
① 全保協・全国保育士会正副会長連絡会議(再掲)
② 全保協・全国保育士会研修担当連絡会議(再掲)
③ 全保協・全国保育士会合同予算対策委員会(再掲)
④ 保育所長専門講座運営委員会
(3) 全国児童養護施設協議会、全国乳児福祉協議会、全国母子生活支援施設協議会との連携推進
(4) 福利厚生センターへの協力
(5) 各種専門職団体等との連携推進
(6) アジア児童福祉施設等への支援
(7) 健やか親子21推進協議会への参画
 
 
     
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