保育士会ってどんなところ?


     
 


平成18年度全国保育士会事業計画


〜「新しい保育」「新しい保育士」「新しい保育士会」の創造〜


 平成18年度予算をめぐる三位一体改革では、当初あげられていなかった民間保育所運営費が突如として遡上にあがり、関係者の働きかけにより結果としては一般財源化が避けられたものの、公立保育所の施設整備費等が対象となりました。また、総合施設(認定こども園)については、直接契約制度の導入等多くの課題を含みつつも、新法の上程など着々と準備が進められており、国と地方の関係が大きく変化するなかで、私たちは子どもの立場に立って、あるべき姿を科学的根拠に基づいて提言していくことが求められます。
 一方、地域に目を向ければ、未だ多くの子育て不安が指摘され、また、子どもの犯罪被害も多発しています。私たちは、子どもへの保育はもちろんのこと、ソーシャルワークの知識と技術も身に付け、パートナーシップを基本とした子育て支援や、子育てに優しい社会づくりに対しても、積極的に専門性を発揮していかなければなりません。
 そのために、私たちは、一人ひとりの子どもの発達を保障するプロとしての意識を高め、その職責を果たすと同時に、会員一人ひとりの実践とその評価というサイクルによる研究活動等を通して知識と技術の習得に努めなければなりません。さらに、倫理観に基づいて「全国保育士会倫理綱領」にもある利用者の代弁機能として、新たなサービスの企画・運営・実施にも積極的に関わっていかなければなりません。当然、コンプライアンス(倫理綱領や関係法令の遵守)も求められています。
 今年は組織結成50周年という記念すべき年に当たります。そこで私たちはあらためて「保育」を見つめ直し、そしてその「保育」を担う「保育士」の役割を考えるとともに、「保育士」により構成されている「保育士会」のあり方も見直す「新しい保育・新しい保育士・新しい保育士会の創造」に向け、一歩を踏み出さなければならないのではと考えます。
 私たちは会員17万5千人を超える組織として、今まで以上に社会的な役割を発揮します。 そして、「全国保育士会倫理綱領」前文で宣言した内容を具体化していくために、以下の3つの大きな柱に沿って、平成18年度事業を実施します。


≪保育士会事業の3つの大きな柱≫
1.会員の専門性の確立と、資質向上の支援 〜みんなでスキルアップ!
2.子育て文化の再構築 〜子育て力をエンパワメント!
3.保育士会組織の強化 〜組織強化をして、さらにパワーアップ!

1.会員の専門性の確立と、資質向上の支援 〜みんなでスキルアップ!
約17万5千人のすべての会員がいっそう保育のスキルアップに努め、子ども、子育てをする全ての保護者、地域に対し、私たちの専門性を発揮すべく、「保育」の発展・創造に努めましょう。

(1) 保育士の研修体系の確立
(2) 「保育研究」の推進
・ 「保育研究の手引き」(仮称)の作成
・ 研修会の開催(第33回全国保育士研修会)において実施
・ 「全国保育士会研究紀要」の見直しのための検討
・ 「平成18年度学会発表助成」の実施
(3) 倫理綱領の活用推進
(4) 第40回全国保育士会研究大会(組織結成50周年記念大会)の開催(平成18年11月10〜11日/千葉県千葉市)
(5) 第33回全国保育士研修会の開催(平成19年1月22日〜24日/京都府京都市)
(6) 第20期主任保育士特別講座の開催(前期:平成18年6月10〜13日、後期:10月20日〜10月23日)
(7) 第2回「保育スーパーバイザー」養成研修会の開催(平成18年8月28日〜30日/全社協)
(8) 保育士の専門性を高める研修会の地方開催の推進
(9) 平成18年度都道府県・指定都市保育士会正副会長セミナーの開催(平成19年3月13日〜14日/全社協)
(10) 「第16号研究紀要2006」の作成、刊行
(11) その他本会出版物の頒布推進
(12) 研究奨励費助成の実施
(13) その他必要な事業の実施

2.子育て文化の再構築 〜子育て力をエンパワメント!
子育てはみんなでするもの。子どもとその保護者を孤立させず、私たち保育士は、子どもの最善の利益を保障し、そして保護者の気持ちに寄り添い、親育ち、地域育ち、子育てネットワークづくりに取り組みましょう!

(1) 保護者と保育所とのパートナーシップ構築の具体化にむけた「モデル個別保育計画」の検討
(2) 子育てする喜びを実感できる社会づくりの推進
・「17文字の子育てメッセージコンテスト」の実施
(3) 「保育所保育指針」の見直しに向けた検討
(4) 「保育・子育て環境改善プロジェクト」の実施
(5) 「地域子育て支援システム」の構築
・ 一時保育利用者を通した在宅子育て家庭への意識調査の実施
(6) 子どもの犯罪被害防止及び子ども虐待防止に向けた取り組み
(7) 給食研究委員会の開催(平成18年7月26日)と、保育所における食育の推進
(8) 保育士業務の広報活動
(9) その他必要な事業の実施

3.保育士会組織の強化 〜組織強化をして、さらにパワーアップ!
同じ気持ちをもつ者が集まり、同じ目的に向かって行動したならば、それは一人ひとりがバラバラに行動するよりも、何倍も何十倍も効果があることでしょう。組織強化をして、さらにパワーアップしましょう!

(1) 会員数の拡大、会員名簿作成の推進等、本会組織強化に向けた取り組み
・ 保育士会加入案内リーフレットの作成
(2) 会員管理システムの運用・管理・見直し
(3) 本会財政基盤強化への取り組み
(4) ブロック、都道府県・指定都市保育士会との連携推進、各種助成事業(ブロック会長会議・リーダーセミナー助成、組織強化費)の実施及びブロック保育大会への協力
(5) 組織のあり方及び会員規定のあり方の検討
(6) 「全国保育士会50年史」の作成
(7) ホームページ及び「保育士会だより」(年6回)による会員への情報提供
(8) 「全国保育士会委員ニュース」の発行(随時)
(9) 「保育の友」(全社協出版部)の編集協力
(10) 永年勤続保育士等への感謝状の贈呈
(11) 「平成18年度保育士会活動のしおり」の作成
(12) その他必要な事業の実施

4.諸会議の開催
(1) 委員総会の開催(平成18年5月16日、平成19年3月14日)
(2) 委員連絡会議の開催(平成18年11月9日)
(3) 事業及び会計監査の実施
(4) 常任委員会の開催
(5) 正副会長会議の開催
(6) 全保協・全国保育士会正副会長連絡会議の開催
(7) 総務部会の開催
(8) 制度・保育内容研究部会の開催
(9) 研修部会の開催
(10) 広報部会の開催
(11) 大会運営委員会の開催
(12) 研究紀要委員会の開催
(13) 全保協・全国保育士会研修担当連絡会議(仮称)の開催
(14) 全保協・全国保育士会合同予算対策委員会の開催
(15) その他必要な会議の開催

5.関係団体との連携推進
(1) 全国社会福祉協議会との連携推進
@ 全国社会福祉協議会評議員会
A 社会福祉施設協議会連絡会
B 社会福祉制度・予算対策委員会、同施設部会
C 植山つる児童福祉研究奨励基金運営委員会
D 福祉施設長専門講座運営委員会
E 国際社会福祉基金委員会
(2) 全国保育協議会との連携推進
・ 保育所長専門講座運営委員会
(3) 全国児童養護施設協議会、全国乳児福祉協議会、全国母子生活支援施設協議会との連携推進
(4) 福利厚生センターへの協力
(5) 各種専門職団体等との連携推進
(6) アジア児童福祉施設等への支援


【全国保育士会組織結成50周年記念事業(再掲)】
1. 第40回全国保育士会研究大会(組織結成50周年記念大会)の開催(平成18年11月10〜11日/千葉県千葉市)
2. 「全国保育士会50年史」の作成
3. 「17文字の子育てメッセージコンテスト」の実施
4. 一時保育利用者を通した在宅子育て家庭への意識調査の実施
5. 「保育研究の手引き」(仮称)の作成
6. その他
 
 
     
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