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制度的課題に対応するための取り組み
本会結成30周年を契機に、念願であった主任保育士の系統的な現任訓練によるその専門性の確立に向けた実績づくりをするため、通信課程による「主任保育士特別講座」を開講しています。「主任保育士」については、前述のように、その「専任配置の推進と制度的位置づけの明確化」に向けた運動を展開し、平成15年度予算からは、「特別保育事業等複数実施保育所」を実施する保育所には専任配置できるようになりました。
また、平成11年に保育所保育の拠り所とされている「保育所保育指針」の改訂が行われた際には、指針の利用者である現場の立場から「意見」や「提言」を述べ、よりよい改訂に貢献するとともに、改訂「保育所保育指針」の通知後いち早く『ハンディー保育所保育指針』を刊行して会員への周知を行い、さらに、研究大会や研修会を通じて、12年度からの施行に向け正しい理解の定着を図りました。
児童福祉法施行令の改正が行われ、平成11年度より男女共通名称「保育士」が創設されたことを契機に、本会も「全国保母会」から現在の「全国保育士会」へと組織名称の変更を行っています。
保育所や保育士に、地域社会における子育て支援の役割・業務が求められてきた昨今の社会状況や、保育士のもつ社会的信用に乗じて名称を詐称し、乳幼児への虐待や不適切な保育を行う悪質な認可外保育施設への対策として、保育士資格を法定化して資格制度の整備を図る動きが出てきました。その結果、平成13年11月26日、第153回臨時国会において保育士の法定化(国家資格化)を含む児童福祉法の一部改正案が可決・成立し、同30日に公布されましがこの法律の制定に向けて、全国保育士会は全国保育協議会とともに全国的な陳情活動を展開しました。
そして、本会は平成18年に組織結成50周年を迎え、新たな一歩を踏み出しました。高い専門性と倫理性をもった「保育士」が、専門職としての自覚をもってその役割を果たし、保育所保育指針の総則に示された「乳幼児の最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進する」ために、全国保育士会はこれからもさまざまな活動を展開してまいります。 |
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